まえがき
おはこんにちこんばんは、「かくりよ」です。
このブログにもリンクしている通り、わたしはnoteに視聴した『ウルトラ』シリーズをはじめとする映像作品の感想をアップしてきました。
この度、一昨年放送・配信された『ウルトラマンZ』の感想をエディターのデータの底から発見し、同じようにアップしようと思いましたが、驚いたことに第21話から最終話までの感想が存在しなかったのです!!(泣)初出し場所であるふせったーも確認したのですが、アップロードした形跡が無く、そもそも感想を書いてすら無かったようです。
しかし残されている感想を纏めずにこのまま腐らせておくのも勿体ないと思い、とりあえず「供養」という形でブログにアップロードしようと思います。ご笑覧ください。
凡例のようなもの
以下の感想は放送・YouTube配信当時(2020年6月〜12月)にふせったー(指定した箇所を伏せ字にしてツイート出来るツール。追加で長文も付けることが出来る)を使用してツイートしたものです。省略した句読点の追加や、語句の統一程度の推敲はしましたが、ほぼそのまま掲載しています。
今回は第1話から第5話までの分を扱いました。
全体的にネタバレや、感想を読む方が視聴していることを前提とした内容です。まだ未視聴の方は、その点をご留意ください。
『ウルトラマンZ』第1話を観ました。
今までにないメカや世界観、ウルトラマンが登場し、早くもワクワクが止まりません!
ウルトラシリーズを観始めて、初めてリアルタイムで放送・配信されるウルトラマンになります。現在進行系のコンテンツを体験するのも久しぶりなので、このような新鮮な体験が出来、とても嬉しいです。第1話の時点で視聴済みのウルトラシリーズも、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンネオス』『ウルトラマンネクサス』『ウルトラマンマックス』など、放送から15年以上経っているものばかりで、所謂ニュージェネレーションと呼ばれるシリーズはこれが初めてになります。ウルトラマンもシリーズや時代によってウルトラマンや怪獣、災害への解釈が違うので、今まで観たシリーズとの違いも見どころの一つだと思います。それらも是非見比べていきたいです。
いきなり怪獣との戦闘から始まったのが驚きでした。今まで観てきた怪獣は、ウルトラマンと同サイズの50m級のものが多かったので、最初に登場したゴメスが20m程度のもので、ある意味斬新でした。怪獣にも様々なサイズがあることが示されたのは好感が持てます。
その怪獣に対応していたのが、特空機セブンガーでした。セブンガーの存在は既に世間一般に知られており、着陸の際には注意を促す放送が流れるのが、今まで観てきた防衛隊のメカの中では特異だと思います。そもそも特空機という、二足歩行ロボットが登場した点が既に今までと違う点として挙げられますが、放送が流れるのは市民がいる街で戦闘を行うメカ特有のことだと考えます。
また、セブンガーは戦闘だけでなく、後始末のためにも活動していたのも特徴のひとつでしょう。今まで観てきた中で後処理の様子が紹介されていたのは『ネオス』と『ネクサス』だと思うのですが、防衛隊が直接現場に出ることはなく、ほぼ別の組織や業者に委託していたので、自ら瓦礫を片付ける様子は興味を引くと共に、自分の現場に責任を持っている感じがして良かったです。
セブンガーの特徴はそれだけではなく、電池交換のために使用済みの燃料が排出される様子が描写されていたのが、かっこよかったです。稼働時間設定も3分で、ウルトラマンと同程度の時間しか活動できないことが分かりました。ただ、電池の本数が1分間用が3本ということになっていたので、電池の装備の加減では、長時間の活動が見込める気がします。
これからのセブンガーの活躍に注目したいです。
怪獣襲来の際に、スマホに通知が来ていたのも、今までにないものだと思います。これは近年、災害が多く、ミサイルが発射された際にもアラートが鳴るようになっている世相を反映しているのでしょうか。そんな対応をされる程、この地球には怪獣が出現する頻度が高く、怪獣=災害と認識されているのでしょうか。映画『シン・ゴジラ』で、「地震や災害の避難所では(想定が違うので)役に立たない」と言う台詞があった記憶があるので、避難所が指定されているのも怪獣災害の多さを察せられます。
そして今回は、ウルトラマンゼットが初めて地球にやって来た回でもありました。ウルトラマンゼットの言葉遣いは、敬語表現が拙い部分がありましたが、全体的に視線を人間に合わせるような腰の低さや丁寧さもあり、親しみやすい印象を持ちました。語彙力は全然あると思うし、その点ではちゃんと通じると思います。これからも語学学習頑張って欲しいです。
またゼットくんの動きが、オリジナルとアルファエッジで全然違うのが分かるのもすごいと思います。オリジナルはすごく頑張って戦っているんですが、アルファエッジの動きのキレは素晴らしいですね! スラッガーを別にしても、あのアクションだけでも、ゲネガーグを押していたと思います。スラッガーは2本が連動していますが、エネルギーの線で繋がっているのが見えるのが、レオのヌンチャクを思い起こさせます。
最後、ゼットくんが飛び去る航跡がZ型だったのは、わざわざZを描いていたという解釈で良いのでしょうか。初めて観た時、飛ぶのが上手くないのかなとか考えてしまいました。すこしびっくりです。
話の最後にゼットくんが「メダルを集めてくれ!」と言って飛び去ってしまいましたが、次の話ではちゃんとゼットくんは登場してくれるのでしょうか。てっきりハルキくんと一体化して宿ったままだと思っていたので、心配が残る展開です。メダルが様々な人の手に渡ってしまったのも気になります。
次回も楽しみにしています!
『ウルトラマンZ』第2話を観ました。
昔懐かしい怪獣・ネロンガが登場しましたね! ストレイジとゼットくんの息の合った作戦行動も素晴らしかったです!
今回は前回の振り返りを含め、新しい情報が開示されましたね。前回の宇宙凶暴鮫ゲネガーグの来襲の影響で、地球上で確認されている怪獣達が目覚め始めていること、実際に出撃するハルキくん達の部隊と整備班の交流、そしてウルトラマンゼットが地球にやって来た理由など、見どころが沢山ありました。
整備班にとって、実際に出撃するパイロット達は憧れの存在なのだと感じました。その中でもヨウコさんは人一倍輝いているのだと思います。きっと整備班の男性陣にはモテモテなのでしょう、彼女に交際を申し込み、そして腕相撲で散っていった者は数知れないこと、そして彼女の好きなタイプは公然の秘密と化していました。ヨウコさんが一番想っているバコさんには敵わないことを知りつつも、皆が彼女を慕っているのだと思います。
ウルトラマンゼットとハルキくんの交流も描かれました。ハルキくんが変身したいタイミングでゼットライザーを取り出したのに、何も反応が無かった時にはどうなるのかと思いましたが、ゼットくんとハルキくんの気持ちが通じ合い、重なり合わないと反応しないのですね。
お互いの同意が無いと変身出来ないのは、従来の変身者とウルトラマンの関係に似ていますが、なんとなく基準がぼんやりしている気がしました。
例えば『ウルトラマンマックス』では、カイト隊員が一方的に変身しようとした時には、「自分の力で人命を守れない時ではない」とか「地球の文明同士で争うことには加担出来ない」という理由で変身を拒否していましたが、それは最初に一心同体になった際に説明を行っていたり、変身しようとした際に心象風景としてマックスが現れてはっきり気持ちを示していました。
今回のゼットくんのやり方は、はっきりした条件を例示していないことで「乗り気になれないから」という理由での拒否が可能になってしまっていると思います。また、ゼットくんとハルキくんの交流は、ゼットくんの開いたゲートを通ってハルキくんが空間に入ることによって行われています。コミュニケーションを取る機会すら一方的になってしまっていると考えてしまいます。ゼットくんの年齢が開示され、ハルキくんが年上への礼儀を尽くそうと思ったことで許されてしまっている感がありますが、これから回を重ねるに連れて、どう仲良くなっていくかが注目されますね。
そして今回は透明怪獣ネロンガが登場しました。わたしにとっては『ウルトラマン』以来の登場で、とても懐かしいです。あの当時そのままの特徴的な鳴き声を聞いた瞬間、「ネロンガが帰ってきた〜〜〜〜!!」と嬉しくなりました。『ウルトラマン』でホシノ少年がネロンガを最初に発見した時に見たギョロリとした目が色々な方向を向くたびに、最初に見たネロンガを思い出し、テンションが上がりました。この回の最初に「地球上の怪獣が目覚めつつある」ということが話されましたが、今まで地球上に生息するものとして紹介された怪獣はまた登場するということでしょうか。懐かしの怪獣の登場、楽しみにしています。
またネロンガ退治に出動したストレイジとウルトラマンゼットの連携は素晴らしかったですね! ゼットくんが登場した際にセブンガーを姫抱きしていたのがキュンとしました。あの時セブンガーに搭乗していたヨウコさんは、あの時にゼットくんに心を掴まれてしまったのですね。ピンチを未知のヒーローに助けて貰ったのですから、当然だと思います。しかも好みの年上の男性と来れば、間違いないでしょう。ヨウコさんの意中の人がウルトラマンという宇宙人というのがネックになりますが、これからの恋路、応援するしかありません。
そして、ヘビクラ隊長の行動も気になります。前回終盤にウルトラゼットメダル3種類を回収したのは、多分ヘビクラ隊長だと思いますが、あの時の前髪の垂れ方はいつもの隊長のかっちりした髪型からは想像も出来ない崩れ方でした。今回同様の髪型の崩れをハルキくんとの稽古でしていますが、その時のヘビクラ隊長の口調は責任ある隊長が気合を入れるというよりも、怪しさが強く表現された悪役の忠告のような雰囲気を醸し出していました。彼の行動にも注目しなくてはなりません。
次回も楽しみにしています!
『ウルトラマンZ』第2話を観ました。(補足)
ナツカワ・ハルキくんがウルトラマンゼットに変身する時の基準について思うこと。
先のふせったーで、わたしは以下のようなことを書きました。
〝お互いの同意が無いと変身出来ないのは、従来の変身者とウルトラマンの関係に似ていますが、なんとなく基準がぼんやりしている気がしました。〟
〝今回のゼットくんのやり方は、はっきりした条件を例示していないことで「乗り気になれないから」という理由での拒否が可能になってしまっていると思います。〟
なぜなら、変身する時の基準について、ナツカワ・ハルキくんの
「さっきは何で出て来てくれなかったの?」
という問いに対し、ウルトラマンゼットくんが、
「ちゃんとギリギリまで頑張って、俺達の気持ちが『グッ』と出来上がってからじゃないと、ウルトラマンにはなれないんでございますよ」
という割とあやふやな基準を提示したからです。
わたしはウルトラシリーズ初心者で、視聴し始めてから駆け足でシリーズを追っているので、全体のテーマや解釈について理解が追い付いていない部分もあると思います。でもこの表現はふわっとしている気がします。〝ギリギリ〟ってどの程度でしょうか? 〝俺達の気持ちが『グッ』と出来上が〟るって誰が判断するんでしょうか?
例えば〝ギリギリ〟の程度を考えてみます。
第2話で変身出来たのは、ヨウコさんが搭乗していたセブンガーが、ネロンガの電撃を喰らい、もう一発喰らったら危ないから離脱せよと指示を受け、そのもう一発を喰らいそうになっていた瞬間でした。一方、最初に変身を試みて拒否された時、ハルキくんのセブンガーはネロンガに電源を喰われて戦闘不能に陥りかけてはいましたが、命の危機という程ではありませんでした。
また第1話でハルキくんが変身した時は、既にセブンガーはゼネガーグのビームが直撃し、ハルキくんの命が失われた後でした。
つまり、〝ギリギリ〟というのは、仲間を含め、誰かの命が危ない時が該当すると思います。
また〝俺達の気持ちが『グッ』と出来上が〟るということについてですが、従来のシリーズでのシチュエーションも含めて考えてみます。
『ウルトラマンZ』第2話で、ハルキくんが最初に変身を試みた時は、「あっ」と便利なツールの存在を思い出したように、いきなりトリガーを押しています。ここでは第1話でゼットくんとチュートリアルを行った時の手順を踏んでいなかったから、というのもありそうです。正式に変身した時は、
ヨウコさんがピンチだと認識→助けたいと思う→ゲートが出現→ハルキくん、「うおおおお!!」と叫びながらゲートに突入→変身シークエンス発動、「ウルトラマンZ!!」と叫ぶ
というテンションの高まりがありました。
『ウルトラマンZ』も未だ2話目なので、これだけで検討するには材料が足りません。なので今までにわたしが視聴してきたシリーズでも考えてみます。
一番変身の基準が分かりやすいと思うのは、『ウルトラマンマックス』だと思います。
『ウルトラマンマックス』では、第1話の初変身でウルトラマンマックスがカイト隊員を変身者として一心同体になる理由や、どういう時に変身道具であるマックススパークを使い、変身するべきかを「自分の力だけでは皆の命を守れないと感じた時に」というふうに例示しています。また『ウルトラマンマックス』第3話で、カイト隊員がウルトラマンマックスを自分の味方だと証明したいがために変身しようとした時は、マックススパークが全く反応しないという形で変身を拒否し、逆に街に来襲した怪獣を倒すためにダッシュバードで奮闘し、それでも街が危ないと感じた時にはマックススパークは光り輝いて反応しました。その他、最終章で地球の地下に文明を築いていたデロスと対峙した時は、ウルトラマンマックスがカイト隊員の前に幻影として現れ、「地球の文明同士で争うことには加担出来ない」とはっきり明言しました。
その他、最近観た中だと『ウルトラマンティガ』がありますが、主人公で変身者であるダイゴ隊員は、「光であり人である」ので、「人間として出来ることを尽くす」ことを不文律にしています。ウルトラマンティガ自体に自分の意識や意思があるとは思えないので、ウルトラマンティガ=ダイゴ隊員なのですが、上記の不文律を大切にしており、怪獣襲来の際にはちゃんと仲間達と共にGUTSウィングなどで出撃して応戦、それでも大変だと感じた時に変身しているようです。
YouTube公式配信で『ウルトラマンメビウス』の『青い火の女』の回を視聴したこともありますが、その時はメビウスことヒビノ・ミライは仲間達と共に出撃、仲間達と人間としての実力だけでは怪獣に敵わないと判断した時に「僕が戦います!」と宣言、変身を行っていました。
以上の状況から、〝俺達の気持ちが『グッ』と出来上が〟るということは、上記で見た〝ギリギリ〟に当たる瞬間を、変身者とウルトラマンが共に認識し、変身しようという意思を共有した時ではないでしょうか。〝ギリギリ〟まで頑張ることで、〝俺達の気持ちが『グッ』と出来上が〟ると言っても良いかも知れません。
つまり、〝「ちゃんとギリギリまで頑張って、俺達の気持ちが『グッ』と出来上がってからじゃないと、ウルトラマンにはなれないんでございますよ」〟というのは、「ちゃんと自分の力で怪獣と戦い、それでも自分や他人の生命を守れない、と自分とウルトラマンが納得することによって、ウルトラマンに変身出来る」ということです。
ここまで来るのに400字詰め原稿用紙5枚ちょっとを費やしてしまいました。シリーズも大分追いかけて来たという自信がありましたが、それほどでも無かったようです。反省しています。しかし今回の記事によって、ウルトラシリーズを観る際の視点が定まって来たような気がします。
これからも『ウルトラマンZ』を応援していきたいです!
『ウルトラマンZ』第3話を観ました。
花粉症に悩まされるゴモラという珍しいものを観ました。ベータスマッシュがとても格好良かったです!!
2号ロボット開発予算の確保が問題となり、そのための金策の一環で、長官の提案として事務次長の前でセブンガーの対怪獣活動のパフォーマンスを行うことになりました。その一方でセブンガーの新装備・鋼芯徹甲弾ことロケットパンチが披露され、建物に被害を出したとは言えギガスをウルトラマンの力無しに倒すという快挙を成し遂げました。
セブンガーは世界で唯一の対怪獣ロボットなのですね。本部はアメリカにあるようなので、日本を中心とする地域にはそれだけ怪獣が多く出現するという環境条件があるということでしょうか。怪獣は眠っているものだけでも世界中に存在が確認されていることが前回冒頭で紹介されています。生きた状態の怪獣に対して作戦行動をする必要があるのは、日本周辺の地域のみなのでしょう。
しかしセブンガーを始め、ロボット兵器は資金繰りが大変という欠点があるようです。事務次長を始めとする外国人高官達からは「子供の頃に夢中になった日本製のロボットアニメを思い出すな」と言われる程、ロボット兵器という存在には夢と希望が詰め込まれていますが、それらだけで運用出来ないのが兵器という存在だと思います。セブンガーとパイロットだけに視点を向けていると分からない、足元で電源確保のために奮闘する整備班の人々の存在もあります。ですが他の兵器と比べ物にならない程巨大ですし、バッテリーのみでの運用時間は1分×3本という短時間というコストパフォーマンスの悪さです。長官や隊員達の努力も虚しく、予算をドンドン削られるのは当然と言う他無いと考えます。
結果的には、ウルトラマンすら苦戦するゴモラを相手に健闘したということで、予算の追加が約束されました。「いずれはウルトラマンをも超える実力を持つロボットが作れる」という言葉には『ウルトラセブン』にて登場したニセ・ウルトラセブンや、『ウルトラマンティガ』でのウルトラマンF計画を連想させられましたが、心配を忘れさせてくれる結果になることを願っています。
また、今回はウルトラ昭和シリーズを思い出させる効果音や演出が多く活用されていたのが面白かったです。ゴモラ覚醒時に『ウルトラマン』のタイトルBGM、ベータスマッシュ変身・再登場時に『ウルトラマンタロウ』変身音、バーチカルギロチンが使われた時にはちゃんと着弾効果音が使われており、ベータスマッシュの構成要素である『ウルトラマン』、『ウルトラマンエース』、そして『ウルトラマンタロウ』が強調されていたように感じました。その他、カブキ・アタック時には歌舞伎で連想する効果音、ベータスマッシュとゴモラの戦闘開始時には金槌を持ったキャラクターの看板がセブンガーの上に落ちるという形でゴングが鳴らされたのには笑いました。あと、確証は無いのですが、ベータスマッシュ変身時のBGMの最初の和音に、『ウルトラマンエース』主題歌の最初の和音との共通点を感じました。
今回はナツカワ・ハルキくんを始め、古代怪獣ゴモラまでもが花粉症に悩まされるという展開でした。ウルトラシリーズで花粉症が扱われるのには、現代という時代の流れを感じます。少なくとも、わたしが今までに観た『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、そして『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンネクサス』、『ウルトラマンマックス』には、これまで大々的に花粉症が取り上げられて来なかったと思うのです。昭和シリーズをリアルタイムで観てきた親にも訊いてみたところ、同年代には花粉症を患っている方は殆ど居なかったようです。きっと、花粉症が若い人々にも珍しく無くなってしまった現代のウルトラマンだからこそ取り上げられた、現代病が主題のストーリーだったと考えます。こういった〝今〟しか取り上げられない要素を扱うのも、〝今〟やっているシリーズならではだと思います。
また次回が楽しみです!!
『ウルトラマンZ』第4話を観ました。
ウインダムの起動への試行錯誤とカブラギの暗躍、それによって別の怪獣の要素を持つ強化怪獣の出現など、盛りだくさんでした!!
世界で唯一の対怪獣ロボットであるとは言え、最近出現する怪獣に対するセブンガーの能力不足は問題になっていたのだと推測します。それに応じて新たに設計されたウインダムは、全身にジェットブースターを装備し、稼働時間もセブンガーの1分×3本から5分に延長されるという、盛りだくさんの機能を持っていました。しかし、様々な業者に発注した結果、接続部分に不具合が生まれ、充電段階でロスが発生するという問題も持ち合わせていいました。ウインダムは難産の中で誕生したと言えるでしょう。
個人的に、巨大兵器の類に難産はつきものだと感じています。見掛けはとても美しいものでも扱いにくかったり、美しさゆえに近代化されずに弱いまま出撃させられたり、見掛けも機能もぎくしゃくなまま奮闘することを余儀なくされるものなど、戦争の歴史の中ではよくある事例だと思います。それが見る人によっては魅力のひとつであったりし、今回のウインダムの場合でも電源の不具合はそういうものとして語られるでしょう。
ウインダムの起動に怪獣の内臓器官が利用されるとは思ってもみませんでした。電気を食べ、武器とする第2話で登場した怪獣ネロンガは、初代『ウルトラマン』に初登場した時も早い段階での登場だったので、構成の段階でウルトラマンや視聴者にとっても初心者向けと考えられているのだと考えていましたが、まさかウインダム起動への伏線になるとは考えつきませんでした。ウインダムの抱える電源の問題への解決に、ネロンガの能力で対抗するのは確かに合点がいきます。素晴らしい。勉強になりました。
オオタ・ユカさんは個人で冷蔵庫を持ち、そこに今までに遭遇した怪獣から採取した器官や臓器を保存しているようですね。ヨウコさんに「コレクション」と言われていることから、かなりの数を所蔵していることが伺えます。きっとストレイジがウルトラマンゼットに遭遇する前から怪獣と対決し、研究してきたと思うので、下の段には今回画面に映った数以上のものがあると推測します。これからもそれらのコレクションが登場し、活用されたりするのでしょうか。楽しみですね。
また、今回初めて、カブラギが怪獣メダルを生成し、暗躍する様子が紹介されました。カブラギの場合、あの特殊な空間は任意で出現させることが出来、そこにメダル作成のための器具を置いているようですね。空間の雰囲気もゼットくんやハルキくんのものとまるで違い、暗くてじめじめした感じがします。今回はジラースの怪獣メダルをテレスドンに飲ませて、テレスドンの首元にジラースの特徴的な襟巻きを出現させましたが、ゼットライザーを持っているので、それを使う機会も今後あると予想せざるを得ません。
今回の戦いも楽しかったですね。初代ウルトラマンの力を持つウルトラマンゼットベータスマッシュが、スペシウム光線を放った時は感動してしまいました。今のところ、アルファエッジでは見ませんが、ベータスマッシュが元となったウルトラマン達の能力を引き出して戦っているのが嬉しいですね。ストリウム光線を放ったりもするのでしょうか。アルファエッジがキック技を繰り出しているのも見たいです。
そして何と言っても、エリマキテレスドンがウインダムによって襟巻きを剥ぎ取られているのには笑ってしまいました。ジラースの襟巻きは、どうしても剥ぎ取られてしまう宿命なのですね。でも襟巻きからビームを放っていたりと、大活躍でした。襟巻きはとてつもない力を持っているのですね。剥ぎ取られるのも納得かも知れません。
次回も楽しみです!!
『ウルトラマンZ』第5話を観ました。
強敵ペギラやジャグラス・ジャグラーの登場が見どころでした。空中戦にはワクワクさせられました!!
『ウルトラマンオーブ』で初登場したジャグラス・ジャグラーが再登場しました。
わたしは恥ずかしながら、『ウルトラマンオーブ』は未視聴で、ウルトラマンオーブやクレナイ・ガイ、今回登場する場面が見どころとなるジャグラス・ジャグラーのことは、ウィキや二次創作でしか存じ上げていません。しかし、それらの情報からは謎が多く、立場すらあやふやな印象が見受けられました。ですが、Twitter上で見る限り、視聴者達にとても深い印象を与えている、魅力的なキャラクターであることも感じています。
実際、今回で正体がジャグラス・ジャグラーであることが視聴者に判明したヘビクラ隊長の挙動は、最初から前回まで謎を匂わせており、今シリーズのヴィランであるカブラギ=セロブロ以上の存在感を出していました。それに今回はついにジャグラス・ジャグラーとしての姿をハルキくんの前に現し、ゼットライザーを奪ってコピーを生成、それを使って怪獣に変身するなど、予想以上の活躍をしました。
ゼッパンドンは『ウルトラマン』の最終回に登場した怪獣であるゼットンと、『ウルトラセブン』の最終回を飾ったパンドン、そして『ウルトラマンオーブ』に登場したマガオロチのフュージョンアップなのですね。そんな最終回怪獣の合体怪獣が5話にして早くも登場したのには驚きました。ゼットンはウルトラ怪獣界では知られた強さを誇りますし、パンドンも弱っていたとは言え、ウルトラセブンを追い込んでいます。そんな怪獣を登場させるなんて、大盤振る舞いではないでしょうか。
結局、ゼッパンドンはゼットが新たに授かった道具・ゼットランスアローで放たれた必殺技で撃破されていますが、メダル自体は未だヘビクラ隊長が所持していそうですし、再登場もありそうですね。
また、今回はストレイジのパイロット達のプロフェッショナルとしての矜持が垣間見えた回でもありました。
ウインダムで出撃して冷凍怪獣ペギラと相対したヨウコさんは、第2話から前回までと、ゼットに憧れを募らせ、所謂〝恋する乙女〟のような面も見せる程でした。でもペギラの攻撃によって追い込まれていきます。けれども、『ウルトラ』シリーズによくある「ウルトラマンが何とかしてくれる」という姿勢は見せることなく、「ひとりでも多くの人を助ける」「それが私の仕事だから!」と踏みとどまりました。
その姿を見て、ウルトラマンゼットに変身しようとするハルキくんでしたが、上述のようにジャグラス・ジャグラーにゼットライザーを奪われてしまいます。でもハルキくんも諦めることなく、「俺だってパイロットじゃないか!」と立ち上がります。
今までの展開だったら、今の時点でハルキくんとウルトラマンゼットの気持ちは「グッ」と出来上がっていて、変身までスムーズに持って行けていたと思います。それで無事にペギラを撃破して事件は終了していたでしょう。それなのにゼットライザーを奪われてしまって、万策尽きたように見えてしまったことで、わたしは「もうだめかも……」と思ってしまいました。
でもハルキくんは諦めず、ロボット・パイロットである自分の立場を思い出し、命令無しにセブンガーで出撃して行きます。それによってウインダムの中からヨウコさんをいち早く救い出すことも出来ました。もしかしたら、スムーズにウルトラマンゼットに変身するよりも早く、救い出せたのかもしれません。逆に言えば、ジャグラス・ジャグラー=ヘビクラ隊長が試練を与えたことによって、ヨウコさんの命が救われたと思っても良いでしょう。
ゼッパンドンと相対した時もそうでした。カラータイマーが点滅しても、ハルキくんはウルトラマンゼットと共に「例え相手がどんなに強くても、俺は諦めない……だって、俺達は怪獣退治の専門家だから!」「そうとも! それがウルトラマンだ!!」と、向かっていきました。これによってハルキくんだけではなく、ゼットくんの宇宙警備隊員、地球に来たM78星雲人――ウルトラマンとしての心意気をも感じることが出来ました。
感動したのは、『怪獣退治の専門家』という言葉を聴けたことです。これは初代『ウルトラマン』の主題歌『ウルトラマンのうた』にある歌詞の一遍なんですよね。まさか『ウルトラマンZ』で聴けるとは思わず、気持ちが高まりました。嬉しかったです。
それに、今回の特撮や映像はとてもすごかったです。割れる氷の大地、吹っ飛んでいく自動車内や、マンションの子供部屋が衝撃で散らかる映像、そして空中戦!! ずっと『ウルトラ』シリーズを視聴していて、「ウルトラマン達は空を飛べるのに、空中戦が少ないのは勿体ないなあ」と思っていたところだったので、空中戦が観れたのはとても嬉しいです! しかもTVシリーズで!! 今まで、「空中戦は劇場版でやるものだ、ろうなあ……」と思っていた節があり、諦めていたのですが、まさかTVシリーズで観れるなんて感動しました。ペギラに襲いかかるスラッガー3本、放たれるエメリウム光線、ペギラの吐息で凍る画面。とてもかっこよく、美しかったです。観れる手段がある限り、繰り返し観ると思います。
今回も登場人物や映像に至るまで、見どころたっぷりでした。また空中戦がTVシリーズで観れることを祈って止みません。次回も楽しみです!
