2022/04/12 『ウルトラマンZ』を観ました。(6話〜10話まで)

凡例のようなもの

 以下の感想は放送・YouTube配信当時(2020年6月〜12月)にふせったー(指定した箇所を伏せ字にしてツイート出来るツール。追加で長文も付けることが出来る)を使用してツイートしたものです。省略した句読点の追加や、語句の統一程度の推敲はしましたが、ほぼそのまま掲載しています。

 今回は第6話から第10話までの分を扱いました。

 全体的にネタバレや、感想を読む方が視聴していることを前提とした内容です。まだ未視聴の方は、その点をご留意ください。

『ウルトラマンZ』第6話を観ました。

 ウルトラマンジードこと朝倉リクくんが登場、いよいよデビルスプリンターの影響がストーリーの中心へと出始めましたね!

 今回は見どころが沢山でしたね。ギルバリスの登場と、それに伴うウルトラマンジード=朝倉リクくんの戦闘介入、第2話で示唆されていたデビルスプリンターの影響の表出など、盛りだくさんでした。

 惜しむらくは、わたしの知識の不足でしょうか。わたしは現在『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンネクサス』、『ウルトラマンマックス』、そしてウル銀、ベリ銀、『ウルトラマンサーガ』、『ウルトラゼロファイト』等を視聴しただけの身なのです。ヘビクラ隊長もといジャグラス・ジャグラーが初登場する『ウルトラマンオーブ』や『ウルトラマンジード』は未視聴で、wikiの文字情報や変身まとめ動画ぐらいしか確認していません。なのでTwitterのタイムラインの盛り上がりとは裏腹に、演出への不理解と混乱の最中にあったことは、言わざるを得ないのです。

 実際、今回は『ジード』の回想シーンや、後日談的要素が強く盛り込まれていました。ウルトラマンジードが惑星アインでギルバリスと戦闘を繰り広げていた時に取り出した道具は、わたしの知らないものであり、それが必殺レベルの強さを持つものだとは分かったものの、結局良く分からないまま終わってしまいました。それと同様に、〝『ウルトラマンジード』を視聴していれば〟分かったシーンがきっとあったはずです。

 それは、ハルキくんがウルトラマンゼットに、リクくんがウルトラマンジードに、ヘビクラ隊長がゼッパンドンにそれぞれ変身するシーンの手順や演出の差異で示されています。特にリクくんとヘビクラ隊長の変身シーンは、動画サイトで観た変身まとめ動画で紹介されていた元の変身シーンによく似ていると思います。

 逆に言えば、過去シリーズを知らなければ楽しみが減ってしまうのが残念だと感じてしまいました。「原作シリーズを知っていれば更に楽しめる」のと「楽しみが減る」のは違うと思います。

 それを除けば、今回は対怪獣ロボット同士の模擬戦、ギルバリスに操られた際にセブンガーが見せた表情の変化など、微笑ましいシーンもありました。

 シリーズについて行けるか不安を感じた今回でしたが、来週はいよいよゼロの登場が示唆されています。楽しみです。

『ウルトラマンZ』第7話を観ました。

 人間大ウルトラマンゼットの登場、遅れてやって来た真打ち・ウルトラマンゼロの出現など、盛り沢山でしたね!

 朝倉リクくん、カップラーメンが好きらしいというのは風の噂で聞いていたのですが、予想以上の食いっぷりでしたね。好きなキャラクターがタイアップしているから食べているのかと思っていたのですが、それも関係無いのでしょう。

 朝倉リクくんはデビルスプリンターが父親であるウルトラマンベリアルと関係することから、「ベリアルを安らかに眠らせ」るために宇宙中を巡っているのですね。ベリアルは初登場時にも、今までのシリーズで活動してきた歴代ウルトラマン達をこてんぱんにぶちのめし、光の国を窮地に陥れています。あのように圧倒的な存在感を持つ者は、世に何度も蘇り、亡くなった後も影を残し続けなければならないのは、黒幕とされてきた者の悲しい定めなのだと考えさせられます。

 最近観た『帰ってきたウルトラマン』にも、父親が開発した毒ガス兵器を悪用する怪獣を倒そうとする隊員が登場しました。彼も朝倉リクくんも、父親の残した負の遺産を自分自身の手で処理したいと考えている点で共通します。しかし、二人とも、MATやハルキくんといった仲間がいます。苦楽を共に出来る仲間と一緒に問題に立ち向かっていけるのは良いですね。

 また、音楽に「ワンダバ」が使われていたのが聴こえました! 「ワンダバ」は『帰ってきたウルトラマン』の「MATのテーマ」以来、『ウルトラ』シリーズに登場する防衛隊のテーマ曲に使われているフレーズだと思います。それが今回も使われていて、とても嬉しいです。また聴ける機会が来るのが楽しみです。

 そして何より、三大ヒーローは勿論、ヨウコさんの活躍が際立った回でしたね! 今回はロボット達の活躍が無い代わりに、地上でアンドロイドと戦うアクションが多かったと思います。そこでハルキくんを始め、ヨウコさんのアクションが観れました! 空手の達人と呼ばれているハルキくんは勿論、その先輩であるヨウコさんのアクションが観れるのを楽しみにしていただけに、とっても嬉しいです。すごく格好良かったです。またそれとは逆に、ゼットくんに恋するキュートな面も観れました。敵アンドロイドを退ける結果になっているとは言え、ダンスしたり、姫抱きされたりと、ファンにはたまらないサービスが盛り沢山でした。ヨウコさんが羨ましいです。

 ウルトラマンゼットくんの本来の姿での戦闘や、ゼロのストロングコロナ、ルナミナクル、シャイニングが観れたのも予想以上でした。こんなに盛り沢山で大丈夫ですか、とっても嬉しいです! 次回は遂にガンマフューチャー登場ということで、とても楽しみです!!

『ウルトラマンZ』第8話を観ました。

 ガンマフューチャー格好良かったですね! 一方で、正体がバレないかヒヤヒヤする回でもありました。

 ストレイジの若者3人による稽古シーン、3人それぞれのアクションの個性が出ていて、見応えと格好良さで溢れていましたね。ハルキくんは今まで観てきた通り、空手の動きがメインの力強い技を出していました。ヨウコさんは逆に足技が中心となり、長い脚を活かした靭やかな動きが美しかったです。ユカさんは科学者なので、アクションはあまり得意ではないだろうなと思っていましたが、稽古でのやられ方は兎も角、その後のピット星人との格闘シーンでは、一般人がやり得る限りの戦いをしていて、すごく応援しました。

 ピット星人はこれまで『ウルトラセブン』と『ウルトラマンマックス』で登場したものを観てきましたが、女性ばかりですね。女性しかいない種族なのでしょうか。最初に『ウルトラセブン』に登場した時、「地球人の男は可愛い女の子に弱いことが分かったものね」と北叟笑んでいたのが印象的だったので、その当時の地球での知見が今でも活かされているため、例え男性のピット星人が存在しても、地球には女性しかやって来ない、ということなのでしょうか。男性のピット星人が居るなら、登場するのが楽しみです。

 また、姉妹がピット星人だと分かった時、ユカさんは「やっぱり宇宙人! しかもピット星人!!」と、宇宙人をあまり珍しいものとして扱っていませんでした。ゼットくん初登場時には、その存在に勿論驚きはしていた様子でしたが、あれは50m近い大きさに驚いていたのであって、宇宙人の存在自体は珍しくなかったということでしょうか。当時は既に宇宙怪獣などが来襲していて、その対処もしていたということでしょうか。

 ハルキくん、ゼットライザー失くしすぎじゃないでしょうか。ジャグラス・ジャグラーに盗られた時は兎も角、今回はどう考えても自分で身に付けていた状態で失くしています。ゼットライザーはある程度大きさがあるので、落としていたら違和感で気付きそうですが、どうなのでしょう。

 また、ゼットライザーがユカさんやヨウコさんの目にちゃんと認識されていたのも不安があります。メダルのケースは「人間には見えない物質で作られている」とゼットくんによって説明がありましたが、ゼットライザーやウルトラメダルはそうではないようですね。それに、ゼットライザーを拾ったユカさんの前に現れたピット星人によって、「ゼットライザーを持つ者=ウルトラマンゼット(の変身者)」だということが明示させられてしまいました。将来的にハルキくんがゼットライザーを持っているところを観られたらバレる危険性があります。大丈夫でしょうか。これから最終回までヒヤヒヤする展開がありそうで怖いですね。

 ガンマフューチャー、格好良かったです! わたしは恥ずかしながら、平成三部作は『ウルトラマンティガ』しか視聴出来ていないのですが、変身時に『ウルトラマンティガ』のタイトルをオマージュした背景や効果音が見聞き出来た瞬間に感動しました。更にガンマイリュージョンでティガとダイナ、ガイアが登場し、それぞれの必殺技を放った時は興奮しました。ティガは夜戦が多く、ゼペリオン光線も夜景に映える技だと思っていた節もあり、ガンマフューチャー紹介時の映像で夜の街が背景だったのでワクワクして登場を待っていたのですが、予想を上回る活躍でした! とても良かったです!!

『ウルトラマンZ』第9話を観ました。

 キングジョー滅茶苦茶格好良かったですね!! メダルだけとは言え、ネクサス他平成2期の面々も登場してくれて嬉しいです。

 キングジョー!! 格好良いですよね。キングジョー!! 声に出して叫びたい怪獣の名前第1位です。キングジョー!! 強くて格好良い!! そんなキングジョーが大活躍してくれて本当に嬉しかったです。『ウルトラセブン』で観た当時の強さも健在で、とても良かったです。

 キングジョーの強さの秘訣は、まず無双を誇る装甲の堅牢性にあると思います。その堅さは『ウルトラセブン』で初登場した頃からあり、ウルトラセブンのエメリウム光線や、必殺武器であるアイスラッガーすら、その装甲にかすり傷ひとつ付けることを許しませんでした。セブンの連続パンチにも動じない堅固さは、視聴しているこちらを圧倒しました。

 そしてなんと言っても、ロボット怪獣の中でもキングジョーしか持たない特徴があります。なんと、4つに分裂することが可能なのです! 初登場時は頭部・胸部・腹部・脚部の4つに分かれて行動し、それが合体することでこちらの度肝を抜いてきた印象がありましたが、今回は元から合体した状態で行動しており、急に頭部がすっぽ抜けるという驚愕の展開を見せました。しかも分裂してもそれぞれが攻撃能力を持っているので、弱点になる部分が無いんですよね。素晴らしいです!

 今回の『ウルトラマンZ』でもその強さを保っていました。先程も書いた通り、敵は自分1体と見せ掛けて分裂し、頭部を囮にして他のパーツで目標の車を追尾したり、小さな腹部パーツを用いてトンネルという閉鎖空間に侵入するなど、「分裂して行動できる」という特性や、それぞれのパーツの長所を活かした攻撃を行うなど、今までに無い見せ方がされていて、とても感動しました。キングジョーは客演の度に新たな魅力が発見されていくので、楽しいですね。

 また、合体時の観せ方もとても迫力がありました。ユカさんが撮影していた、ウインダムに羽交い締めにされるキングジョーはとてもすごかったです。カメラ越しの映像というのがとても好きです。

 それに、『ウルトラセブン』でも観せた相手ウルトラマンの顔を、その大きい手で圧迫する様子が、セルフオマージュ感があり、とても良かったです。あの相手に対してマウントを取っている感じが好きです。

 キングジョーは惜しくもウルトラマンゼットの新技の前に敗退してしまいましたが、ウルトラセブンには出来ないことなので、負けるのも仕方ないと思います。また3分の1人前と称されるウルトラマンゼットが先輩方の力を少しずつお借りすることによって、先輩方でも太刀打ちするのが難しい怪獣にも対処していけるのが、ウルトラマン達の戦闘技術の向上を表現していると思います。

 来週もまたキングジョーが登場するということなので、あのペダン星のロボット兵器が地球に来たことでどんなふうに活用されるのか楽しみです。

『ウルトラマンZ』第10話を観ました。

 バロッサ星人、すごく怖かったですね! 最後にはすっかりギャグに染まってしまいましたが、今シリーズでいちばん恐ろしかったです。

 今回は新登場の宇宙人バロッサ星人が登場しました。「宇宙海賊」の二つ名を持つということで、バロッサ星人という名前は〝赤ひげ〟として恐れられたハイレッディン・バルバロッサから取ったのだろうな、と推測します。ボイスドラマでも取り上げられ、海賊という共通点から、ウルティメイトフォースゼロの仲間のひとりであるグレンファイアや、彼が所属する炎の海賊との比較がされました。

 宇宙中で略奪や破壊を繰り返すバロッサ星人に対し、炎の海賊は「自由を愛する宇宙の海の男たち」「犯罪とは無縁」という解説がゼロによってなされました。

 地球の現代に於いて、海賊行為は『「人類共通の敵」とされる国際犯罪』とされています。この認識でいたので、バロッサ星人もそういう扱いで、宇宙警備隊によって逐われているのかと考えます。そういう扱い故に生き残るために、撃破後にゼットから言われた通り、「バロッサ星人は一度に卵を1万個産む」「つまり兄弟はあと9,999人いるってこと」という多くの子孫を残す仕組みが出来ているのかと思いました。

 ならば炎の海賊はどうなのかと思ったのですが、ウルトラの星のある宇宙とは別の宇宙の話なので、そもそも取り締まる対象でないのかな、というのがひとつと、もしかしたら私掠船的存在なのかという推測があります。『ベリ銀』で登場した際は、ベリアル帝国とそれに抵抗する星々との間で戦いになっていました。Wikipediaによれば、『私掠船とは、戦争状態にある一国の政府から、その敵国の船を攻撃しその船や積み荷を奪う許可(私掠免許)を得た個人の船であり、海賊船の一種とも言える。(「私掠船」より、2020年8月22日引用)』とのことなので、炎の海賊はベリアル帝国に抵抗し、その活動を阻害するために、様々な星から私掠免許を得て活動していたのかも知れません。なので、ゼロが炎の海賊を解説するために用いた〝自由〟という語句は、「ベリアルのいない宇宙」を指すのかとも考えます。ベリアルの存在が駆逐された今も、残党やデビルスプリンターと戦うために活動しているのかも知れませんね。

 話が逸れましたが、バロッサ星人、とても怖かったです。人間の頭蓋をわしづかみにして人質にして操り、必要とあらば強い握力でもって人質の頭蓋を破壊できる様子が恐ろしかったです。ヨウコさんの頭がメリメリ鳴り、「死にたくない!!」と訴える様子は真に迫っていました。今までの宇宙人は、まだ地球でよく見るパターンの人質の取り方(縛り上げたり、監禁する、など)をすることが多かった気がしますが、明確に人間の急所を破壊しにかかるのも、恐ろしさのひとつだと思います。

 様々な道具のコレクションも見どころでしたね。前回の次回予告を観た人々が、映像からどんな武器が地面に突き立てられているかを解析していましたが、本編でもダダの物質の大きさを変換する光線銃が使われていたり、怪獣の体毛で織ったマントが登場したり、楽しかったです。

 またなんと言っても、今回のウルトラマンゼットも格好良かったです! 前回冒頭で研究所からキングジョーに搭乗したバロッサ星人に強奪されていたウルトラメダルが取り戻され、新技に使われました。まさか剣になるとは思わず、登場したことそのものと、格好良さに驚きました。さらに切断技で締めるのも、バロッサ星人が綺麗な花火と化したことも驚きでした。滅茶苦茶笑ってしまいました。既に書いてしまいましたが、オチも完璧でしたね。後に兄弟のひとりが仇討ちをしにやって来たりするのでしょうか。楽しみですね。

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